私の学校生活の1番の思い出は高校3年生の時の体育祭です。 私の通っていた高校は体育祭で3チームに分かれ競技と応援で競います。各チーム3年生20名が応援団となり応援を盛り上げます。 私は1年生の頃から頭にハチマキを巻き学ランを着て演舞をしながら応援をする応援団をかっこいいと思っており、憧れていました。3年生になったら絶対に立候補すると決意し、見事に応援団に選ばれて夢を叶えることができました。 体育祭の2ヶ月前から練習が始まり、夏休み中もほぼ毎日学校に練習しに通っていました。真夏の暑い中お腹から声を出して腰を落として演舞の練習はとてもきつかったですが、チームの全員が絶対に優勝したいと同じ目標に向かって一丸となり、励ましあいながら練習ができたので乗り切ることができました。 そして迎えた本番。ついに憧れのハチマキをつけ学ランに袖を通した時はやる気に満ち溢れました。 演舞中はとにかく無我夢中でお腹から声を出し200%以上の力を全員が出すことができました。 そして結果はなんと優勝し、チームみんなで抱き合い全員で号泣しました。辛い練習を乗り越え頑張ってきて心から良かったと思いました。 あんなにも熱くなにかひとつのことに取り組んだことは後にも先にもこの応援団だけです。私の大切な学生時代の思い出です。