入院時に頂いた、クラスメイトからのメッセージ

小学3年生の時に1か月ほど入院しました。顔のあご周辺がパンパンに腫れてしまい、 病院の診察時にも原因が特定できず、入院することになりました。子供の時の自分に とって、入院することは大きな恐怖と不安を感じるものでした。 入院後も検査や診断を繰り返す中、ストレスや不安などの辛さを日々感じながら過ごしていた 記憶があります。そのような入院生活の中、非常に勇気づけられたのが、学校のクラスメイト からの寄せ書きメッセージでした。たしか入院中のある日の夕方に、当時の担任の先生がお見舞いに訪れてくれました。 自分の体調を大変心配しており、色々と気遣ってくれながら、励ましの言葉をかけてくれました。 そして別れ際に先生から一冊のメッセージ集をいただきました。 そこにはクラスメイトから寄せ書きが書かていました。入院中の自分に対して、心配や励ましの意が込められた メッセージが書き込まれており、大きな嬉しさと、多少の恥ずかしさを感じた記憶があります。 日々辛い入院生活を送っていた自分にとっては、この寄せ書きは非常に励みとなるものでした。 今振り返ってみても、自身の小中高までの学校生活の中で、 この小学3,4年生時の中学年のクラスが、最も良いクラスでした。 問題児もおらず、優しい子が多く、学校生活の中で最も安心して過ごせた時期です。 この当時頂いた寄せ書きは、この時のクラスの子のやさしさや思いやりを思いださせてくれる思い出の品です。