お昼の焼きそばパン

小中と給食でしたが、高校からお昼は持参したお弁当や校内販売のパンを購入することになりました。 母が病気だったためもっぱらパンをよく食べていました。 クラスごとに朝一番に係りの子が注文をとります。 売っているパンのメーカーは地元で有名な敷島パン(現在はパスコ)、長栄軒です。 一番の人気は長栄軒の焼きそばパン、ソースの味が濃厚でやわらかいホットドッグ様のパンに量もたくさん挟まれていました。 作りたてのようで包装されている透明な袋はうっすら曇っています。 紅ショウガも控えめにのせられていてビジュアルもとてもよいのです。 クラスメートたちがこぞってこのパンを注文するので、この注文では買えないこともしばしばありました。 ある日、どうしてもこのパンじゃないと食べる気がしなかった私は、4時間目の授業が終わると一目散に購買に走ったのですが、 もうせまい店の中は他生徒でいっぱいになっていました。もみくちゃになりながら、購買のおばちゃんに焼きそばパンをケースからとってもらい お金を払おうとしましたが、他の子たちに邪魔されてお店の外にはじき出されてしまいました。 しばらく人が引くのを待ち、料金を払い終えホカホカの焼きそばパンとともに教室に向かっていったことが女子高時代の私の良い思い出です。